原価の意味
2012年7月16日(月)
こんばんは。ナスビです。
今日は、暑かったですね〜
さて、夢中で勉強していると、
がむしゃらに突っ走るという感じがあります。
ふと、我に返って、原価計算基準に目を通しますと、
見えてくるものがあります。
その一つが「原価」の意味合いです。
実際原価と標準原価があるというのは
基本です。
1 実際原価を計算するときに「予定価格」を
使うことがあります。
「予定価格」とは、
原価計算を効率よくするために
「将来の一定期間における実際の取得原価を
予想することによって定めた価格」です。
よって、「材料消費価格差異」が生じますよね。
2 標準原価計算をする際に用いられる標準原価には、
「実現的標準原価」と「正常原価」があります。
「実現的標準原価」とは、
「良好な能率のもとにおいて、その達成が期待されうる
標準原価」です。
「正常原価」とは、
「経営における異常な状態を排除し、経営活動に関する
比較的長期に渡る過去の実際数値を統計的に標準化し、
これに将来のすう勢を加味した正常能率、正常操業度
および正常価格に基づいて決定される原価」です。
標準原価計算の問題を解いていると
正常原価とか、正常価格とか紛らわしいですよね。
操業度も加味しつつ、考えると解り易いかもしれません。
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