連結会計

連結会計

こんにちは。ナスビです。

 

本試験級の練習問題を解いて
ちょっと頭が疲れています。

 

簿記仲間の間では、
ガムをビンごと持って歩いている人が多いです。
ガムをかむことで
気分転換ができたり、
頭の回転を促したりできるからでしょうか。

 

連結の問題を解くときには、
「さあ、やるぞ〜！！」と
自分に号令をかけてしまいます。
それくらい、集中力が必要なのであります。

 

さて、意気込みだけでは解けないのが
簿記でして...
連結の問題を解くときには、
どうしても必要な仕訳を
頭に描けるかどうかがポイントになります。

 

そうです。

 

1　期首棚卸資産に含まれる未実現利益の調整時の仕訳
　利益剰余金期首残高　×××　売上原価　×××

 

2　未達商品がある時の仕訳
　棚卸資産　×××　　買掛金　×××

 

3　商品売買取引における相殺消去の仕訳
　売上高　×××　　売上原価　×××

 

4　期末棚卸資産に含まれる未実現利益の消去の仕訳
　売上原価　×××　　棚卸資産　×××

 

1と4は　未実現利益の控除なので
商品に掛けられた利益率が必要になります。

 

また、気をつけなければならないことは、

 

親会社　→　子会社　の取引
なのか
子会社　→　親会社　の取引

 

なのかを見分けなければならないことです。
すなわち、
ダンストリームか
アップストリームかの判断です。

 

この違いを見分けて
ダウンストリームの時は、
少数株主損益と少数株主持分を
調整しなくてはなりません。

 

上記、4つの仕訳パターンは、基本です。

 

必死で覚えました。
これを覚えると、一歩前進というか匍匐前進というか
簿記と仲良くなれます。

 

それにしても、
親会社と子会社で商品を融通するということは、
内部利益が発生しているので、
我々は、知らず知らずのうちに
原価の40％増しな〜んていう金額を
払わされているのかもしれない...
ということに気づかされる連結会計であります。

 

これでは、お買いものがおっくうになります。

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